少額投資ができるミニ株・単元未満株とは?デメリットや銘柄などすべてご紹介

株式投資はまとまった資金が必要と思っていませんか?「ミニ株」の制度を利用すれば、積み立て預金をするような金額で株式投資ができます。本記事ではミニ株の制度やメリット・デメリット、おすすめの銘柄などを詳しくご紹介致します。

ミニ株・単元未満株はどういうもの?

 

ミニ株とは「株式ミニ投資」のことで、規定された売買単位(主に100株単位)よりも10分の1単位で購入できる制度です。例えば1株4000円の株であれば、通常は40万の資金が必要ですが、ミニ株制度を利用すれば4万円で購入できます。

 

単元未満株とは、売買単位に満たない株式のことで、証券会社によっては1株単位で売買が可能です。ミニ株よりもさらに少額の投資ができます。

 初心者にミニ株・単元未満株がおすすめの理由

株式投資初心者にとって何より不安なのは、株価が下がって損をすることだと思います。株を買えば必ず下がる局面がくるものですが、少額投資にすることによってそのダメージを減らすことができます。

 

・40万で買い、2割下落した場合:8万円の損失

 

・4万で買い、2割下落した場合:8千円の損失

 

8千円の損失であれば、それほどダメージのない金額ではないでしょうか。

ミニ株・単元未満株が買える証券会社は?

◆ミニ株

 

現在はミニ株を扱う証券会社が少なくなっており、主要証券会社の中では下記の1社だけです。

 

SMBC日興証券

 

◆単元未満株

 

株式分割などによって単元未満株が発生する場合がありますので、基本的にはどの証券会社でも取り扱いがあります。中には「売却のみ可」という証券会社もあります。ここでは単元未満株での売買をしっかりサポートしている証券会社をご紹介します。

SBI証券

おすすめポイント
ネット証券口座開設数NO,1!(480万口座)
・「オリコン顧客満足度ランキング」で5年連続13度目の1位を獲得!
IPO取扱い銘柄数全証券会社中NO,1!
 ※2019年3月期全95社中90社を取扱い
・いつかはIPOが当選するかも?「IPOチャレンジポイント」
・Tポイントを使って投資信託を購入できる!
IPO NISA 投資信託 単元未満株 外国株 夜間取引
手数料 10万 30万 50万 100万 300万
売買ごと 90円 250円 250円 487円 921円
1日定額 0円 0円 0円 762円 1562円

※手数料は税抜き価格です

マネックス証券

おすすめポイント
投資初心者向けサポートNO,1!※無料のオンラインセミナーは年間約200本開催!
米国株取り扱い数は圧倒的NO,1!※取扱数は3000銘柄以上
NISA口座での国内株式の売買手数料は実質0円!外国株式の買付手数料も実質無料
・信用取引デビュー応援!
 信用取引口座開設後、31日間の信用取引での株式売買手数料を全額キャッシュバック!(最大10万円まで)
IPO NISA 投資信託 単元未満株 外国株 夜間取引
×
手数料 10万 30万 50万 100万 300万
売買ごと 100円 250円 450円 1000円 3000円
1日定額 2500円 2500円 2500円 2500円 2500円

※手数料は税抜き価格です


岡三オンライン証券

岡三オンライン証券

おすすめポイント
2020年 オリコン顧客満足度調査ネット証券第1位!
株取引最大100万円まで手数料無料!※現物50万円+信用取引50万円
・IPO申込時の事前入金が不要!
・ネット証券の手数料で総合証券である岡三証券専属アナリストの情報を入手できる!
IPO NISA 投資信託 単元未満株 外国株 夜間取引
×
手数料 10万 30万 50万 100万 300万
売買ごと 99円 200円 350円 600円 1500円
1日定額 0円 0円 0円 800円 1800円

※手数料は税抜き価格です

ミニ株・単元未満株が買える銘柄と買えない銘柄の違い

ミニ株制度も単元未満株の売買も、証券会社が対象となる銘柄を選定するため、証券会社によって取引できる銘柄に違いがありますので注意が必要です。多くの場合は、東証1部・東証2部といったように、取引市場ごとに取り扱いの有無が決められています。

ミニ株・単元未満株の初心者におすすめ銘柄

ミニ株おすすめ銘柄

◆投資金額の高い優良銘柄

 

投資金額の大きな優良銘柄でも、ミニ株・単元未満株なら買いやすくなります。

 

ファーストリテイリング[9983]

 

ユニクロ・GUを展開する企業です。

 

株価47,320円(2018年8月2日終値)

 

1単元(100株)の金額:4,732,000円

 

 

良品計画[7453]

 

無印良品を展開する企業です。

 

株価35,600円(2018年8月2日終値)

 

1単元(100株)の金額:3,560,000円

 

◆東証1部の高配当の銘柄

高配当の銘柄を、コツコツと買い増していくのも良いかと思います。

 

キャノン[7751]

言わずと知れた日本を代表する企業です。

 

株価3,575円(2018年8月2日終値)

 

1単元の金額:357,500円

 

配当利回り:4.475%(2017年12月期実績)

 

 

住友商事[8053]

 

代表的な総合商社の一社です。

 

株価1,858円(2018年8月2日終値)

 

1単元の金額:185,800円

 

配当利回り:4.03%(2019年3月期予想)

 

ミニ株の手数料について

 

ミニ株・単元未満株の売買の手数料が安い証券会社紹介

 

手数料体系は証券会社によって異なりますので、約定代金3万円で比べてみました。

区分 証券会社 サービス名称 手数料 約定代金が3万円の場合(1株)
ミニ株 SMBC日興証券 ミニ株 約定代金2000円以上:税抜700円(税込756円)

 

約定代金2000円未満:約定代金×2.484%(税込)

756円
単元未満株 SBI証券 S株 約定代金×0.500%(税込0.540%) (最低手数料:税抜50円) 162円
単元未満株 マネックス証券 ワン株 約定代金の0.5%(税抜)(最低手数料 48円) 162円
単元未満株 カブドットコム証券 プチ株 約定代金2万円まで100円      以降約定代金1万円増加まで毎に67円加算 167円
単元未満株 岡三オンライン証券 約定代金2万円まで:税抜200円   約定代金3万円まで:税抜300円   約定代金10万円まで:600円     以降約定代金10万円増加ごとに600円 324円
単元未満株 野村証券 まめ株 一律約定代金の1.08%(最低手数料540円) 540円
単元未満株 三菱UFJモルガンスタンレー証券 1単元の約定にかかる手数料(基本手数料)額を売買株数で比例按分した額 290円

約定代金が変われば手数料も変わりますが、SBI証券・マネックス証券・カブドットコム証券の3社は突出して手数料が低く設定されているのでおすすめです。

ミニ株・単元株に関する手数料のデメリットは?

単元株の売買の場合に比べて手数料が割高になります。そのため、短期間で売買を繰り返す取引には向いていません。また手数料体系についてもやや複雑で、約定代金に対して何%という場合が多く、株価から都度計算して割り出す必要があります。

ミニ株の株主優待につい

ミニ株でも株主優待はあるの?

残念ながらミニ株の場合株主優待はありません。ミニ株の制度で購入した株式は購入した本人の名義ではなく「株式ミニ投資口」となり、優待の対象とはなりません。

 

単元未満株の場合は購入した本人の名義となります。しかし多くの株主優待は1単元以上の株主を対象にしており、単元株未満株では優待対象外となる場合がほとんどです。コツコツ買い増して単元株になれば、優待の対象となります。

単元未満株でおすすめの株主優待

一部の銘柄は、単元未満でも優待を実施していますので、いくつかご紹介致します。

 

・テルモ[4543] 自社製品割引販売(血圧計・体温計等)

 

・三菱マテリアル[5711]  自社製品割引販売(貴金属等)

 

・京セラ[6971]  自社・グループ会社指定製品・サービスの優待価格販売

 

・リコー[7752]  自社製品特別価格販売(カメラ・時計等)

 

・ハニーズホールディングス[2792] 自社商品引換券(500円)

  ミニ株で初心者がやりがちな失敗

 

少額から投資ができるという魅力的なミニ株・単元未満株ですが、「急に上がったから今すぐ売りたい!」というときに困ることになるかもしれません。

ミニ株を買うデメリットはこれ

ミニ株・単元未満株のデメリットとして「注文方法と注文時間が指定できない」ことが挙げられます。

 

単元株の取引では、自分で値段を設定して売買する「指値注文」や現在の価格ですぐに取引を成立させる「成行(なりゆき)注文」という注文方法がありますが、ミニ株や単元未満株の取引では、これらの方法を指定できません。取引が成立するタイミングか決まっているのです。

 

・ミニ株の場合

申し込みの翌営業日の始値(最初についた値段)で売買成立

 

・単元未満株の場合

証券会社によって異なります。取引手数料の低い3社の場合は下記の通りです。

 

◆SBI証券

注文時間 0:00~10:30 10:30~21:30 21:30~24:00
東証銘柄の買付・売却 当日の後場始値で約定 翌営業日の前場始値で約定 翌営業日の後場始値で約定

◆マネックス証券

注文時間 ~11:30 17:00~
東証銘柄の買付・売却 当日の後場始値で約定 翌営業日の後場始値で約定

◆カブドットコム証券

注文時間 00:01~10:00 10:01~23:00 23:01~24:00
買付・売却 当日後場始値で約定 翌営業日前場始値で約定 翌営業日後場始値で約定

リアルタイムで今すぐ買いたい、今すぐ売りたいには対応できないことを覚えておいてください。

ミニ株・単元未満株で注意する銘柄の見分け方

単元株の投資金額が数万程度の銘柄は、ミニ株・単元未満株の取引に向きません。取引金額に対するコストの比率がより割高になるからです。

 

例:ヤフー[4689]をSBI証券で購入した場合

 

株価:416円(8/2終値)

 

売買単位:100株

株数 投資金額 手数料 手数料率
100 41,600 54 0.1298%
10 4,160 54 1.2981%
1 416 54 12.9808%

ヤフーを1株や10株で買うよりも、1単元分の資金を用意してから購入した方が手数料の比率を大幅に抑えられます。SBI証券の場合、スタンダードコースでは約定代金5万円までの手数料は一律54円ですので、5万以下の株はできれば単元株で取引する方が良いと言えます。単元株で買うか、単元未満株にするかは、通常の取引の手数料と比較し判断しましょう。

ミニ株の配当について

ミニ株でも配当はでる?

株式投資の魅力のひとつである配当は、ミニ株・単元未満株ともに対象となります。ちなみに株式分割も対象となります。

 

ミニ株の配当の計算の仕方

『1株当たりの配当×保有株数』で計算します。1株あたり3円の配当の場合、ミニ株で10株購すると、3円×10株で30円の配当となります。

ミニ株・単元未満株に関するまとめ

ミニ株・単元未満株についてご紹介しました。株式投資初心者の方でも、頻繁に売買して値上がり益を狙いたい方には不向きですが、長期投資を考える方にはメリットのあるシステムです。株式投資の一歩を踏み出せない方はぜひ検討してみてください。

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